発色酵素基質X-Galにより、大腸菌群のコロニーを明瞭な青色に発色させ、検出するフィルム培地です。
特徴
明確なコロニーの発色
気泡の有無やコロニーの大きさを確認する必要がないため、寒天培地などの他の培地に比べ、コロニーの判別、カウントが容易です。
寒天培地と高い相関性
多種多様な食品で、寒天培地との高い相関性を確認しております。
国際認証を取得
AOAC PTM認証、MicroVal認証、NordVal認証を取得しています。 また、「食品衛生検査指針微生物編2018 ※」にも収載されております。
※「Medi・Ca」として収載されています。
発色例
- 大腸菌群のコロニーは発色酵素基質により、明瞭な青色を呈します。
- 希釈により、コロニー数が適切な計測範囲になるよう調整ください。適切な計測範囲は250 CFU/mL 以下です。
- 乳酸菌が含まれる場合、乳酸菌由来の酵素により培地全面が青色～青緑色に発色する場合があります。コロニーの視認性に影響する場合は、希釈するなどの対応が有効です。
- 一部の未加熱食品も、食品由来の酵素により同様に培地全面が発色する場合があります。コロニーの視認性に影響する場合は、同様に希釈するなどの対応が有効です。
※以下は発色の一例です。
※培養条件：35℃、24時間（希釈液：リン酸緩衝生理食塩水）
菌株
| Escherichia coli (NBRC 15034) |
Citrobacter freundii (NBRC 12681) |
Klebsiella pneumoniae (NBRC 14940) |
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| Enterobacter aerogenes (NBRC 13534) |
Enterobacter cloacae (NBRU 13536) |
Escherichia fergusonii (NBRC 102419) |
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食品
| 鶏挽肉 | 豚挽肉 | 貝割れ大 |
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| マグロ | クッキー＋E. coli | 牛乳＋K. pneumoniae |
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製品仕様
| 名称 | 内容 |
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| キット構成 | 100枚（25枚×4袋） |
| 対象微生物 | 大腸菌群 |
| 培養温度 | 35±1℃ |
| 培養時間 | 24±1時間 |
| 未開封の保存条件 | 2～8℃ |
| 開封後の保存 | 開封後は袋の端を2回以上折り返してテープで止め、冷蔵保存（2-8℃）の上、3ヶ月以内に使用してください。 |
| 使用期限 | 製造から18ヶ月 |
| 認定／規定 | 食品衛生検査指針微生物編2018※ AOAC PTM認証取得 ＭicroVal認証取得 NordVal認証取得 |
| 測定回数 |
100回 |
| JANコード |
4549160985360 |
| 希望小売価格 |
※「Medi・Ca」として収載されています。